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瀕死の女性ファンが願った対面…テベスがその思いに応える

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 ボカ・ジュニアーズでプレーするアルゼンチン代表FWカルロス・テベスが、ファンの思いに応えた行動が話題となっている。

 ユベントスでの2年間の活躍を経て母国復帰を果たしたテベスは、ボカで活躍を見せ続けている。24日には宿敵リバー・プレートとの”スーペルクラシコ”を戦い、結果は0-0のドローに終わった。

 そのリーベル戦の行われる2日前に、ある女性がボカの練習場を訪問していた。テベスとともに写真を撮影したマリア・ベレン・ゴンサレスさんというこの女性にとっては、まさに待ちわびていた瞬間だったに違いない。

 約9か月前の昨年7月29日、婦人警官であるゴンサレスさんは拳銃の強奪を試みた男らに襲撃され、車で3度ひかれて瀕死の重体に陥った。ICU(集中治療室)で治療を受けた彼女が死の淵で口にした希望は、大ファンであるテベスに会うことだったという。

 この話を耳にしたテベスはゴンサレスさんの両親に連絡を取り、激励の言葉を送るとともに、対面を実現させることを約束。ゴンサレスさんの回復を待って、ついにその実現の日が訪れた。「10番」のユニフォームをプレゼントされたゴンサレスさんは、テベスに2日後のクラシコでの活躍を祈ったようだ。
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