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オールド・トラフォードでのレスター優勝決定は望まないファーディナンド氏

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 元マンチェスター・ユナイテッドリオ・ファーディナンド氏は、プレミアリーグ優勝に王手をかけたレスター・シティを称賛しながらも、古巣の本拠地オールド・トラフォードで優勝が決まることは望んでいないと話している。

 日本代表FW岡崎慎司も所属するレスターは、いよいよ優勝決定まであと1勝に迫った。残り3試合で1勝すれば優勝であり、最速なら5月1日に行われるアウェーでのユナイテッド戦が優勝決定戦となる。

 ファーディナンド氏としては、レスターの優勝決定はもう少しだけ先延ばしにしてほしいようだ。イギリス『トークスポーツ』で同氏は次のように語った。

「オールド・トラフォードで決まることにはならないよ。自分たちのグラウンドで別のチームが優勝するのは良い気分ではないね。でもどこで勝ったとしても、今年の彼らには優勝の資格があるよ」

「レスターは今季のベストチームだった。本当によく団結したチームだ。本当によくまとまっていて、チーム内に良いスピリットがあることが感じ取れると思う」

 今季から就任したクラウディオ・ラニエリ監督がチームを躍進させたが、昨季までチームの率いたナイジェル・ピアソン前監督の仕事も評価されるべきだとファーディナンド氏は語った。

「基礎を作っていたという意味で、ピアソンも称賛されるべきだと思う。それは忘れてはならないことだ」

「多くのクラブでは不要とされるような選手たちを集めて、本当にうまく組み合わせることができた。『自分たちにはクオリティーがある、あとは長所を発揮できる適切な環境だけが必要だ』ということを周囲に示したんだ」


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