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長谷部所属フランクフルト、残留へ重要な敵地ダービー戦にサポーターなし?

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 MF長谷部誠が所属するフランクフルトは30日に敵地でダルムシュタットとの残留を懸けた一戦に臨む。しかし、この試合はアウェー席の無観客試合および、ダルムシュタット市へのフランクフルトファンの出入り禁止の措置がとられる。ドイツ『キッカー』が報じている。

 事の発端は昨年12月6日にフランクフルトのホームで行われたダルムシュタットとのヘッセン・ダービー。一部の過激なフランクフルトファンが発炎筒を炊いたり、相手のフラッグを燃やすなどの暴挙に及んだ。これにより、DFBスポーツ裁判所はフランクフルトに対して、シュツットガルト戦と今回のダルムシュタット戦でのアウェー席の無観客試合を言い渡した。

 さらに、フランクフルトファンへの処分はこれだけにとどまらず、ダルムシュタット市は同ファンの市内への出入り禁止を命じた。理由についてダルムシュタット市長は「試合の前後の日にデモが行われる危険性を考慮したため」と説明したという。

 フランクフルトは現在、残留圏内の15位と勝ち点3差の17位。勝ち点5差で13位につけるダルムシュタットとの一戦は是が非でも勝っておきたい重要なゲームとなるが、ファンの後押しを受けることなく敵地で孤独な戦いに挑まなければならなくなった。

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