イングランド・サッカー記者協会(FWA)の選出する2015-16シーズンの年間最優秀選手賞を、レスター・シティFWジェイミー・バーディが受賞した。

　日本代表FW岡崎慎司も所属するレスターが今季プレミアリーグで快進撃を見せる中で、バーディはエースストライカーとしてチームをけん引してきた。リーグ戦34試合の出場で22ゴールを記録し、得点王のタイトルも争っている。イングランド・プロサッカー選手協会(PFA)の年間最優秀選手にはレスターMFリヤド・マフレズが選ばれたが、記者投票ではバーディが選出される結果となった。

　FWAの発表によれば、約400人の記者による投票で、バーディは全体の約36%の票を獲得。ともにチームメイトであるマフレズやMFエンゴロ・カンテを抑えての受賞になったとのことだ。

　レスターからはほかにGKカスパー・シュマイケル、DFウェズ・モーガン、DFダニー・シンプソン、MFダニー・ドリンクウォーターも候補としてノミネートされていた。1948年から開始された同賞をレスターの選手が受賞するのは初めてとなる。

　レスターはプレミアリーグ優勝に王手をかけ、1日の第36節マンチェスター・ユナイテッド戦に臨んだが、バーディを出場停止で欠いた一戦はドローに終わり優勝決定は持ち越された。2位トッテナムが2日のチェルシー戦に勝てなければ優勝が決まるが、トッテナムが勝った場合は、バーディが復帰するホームでの次節エバートン戦で優勝決定を狙うことになる。

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