ユベントスとマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、5日に契約を延長したようだ。イタリア各メディアが報じた。クラブは6日に正式発表するとみられる。

　アッレグリ監督は2014年、アントニオ・コンテ前監督の後任に就くと、1年目に国内リーグとカップを制し、チャンピオンズリーグ(CL)で決勝に進出。今季もすでにスクデット5連覇を成し遂げており、コッパ・イタリアでファイナルに駒を進めている。

　ミランでは3年目に解任の憂き目に遭ったが、ユベントスでの好成績で評価をさらに高めたアッレグリ監督だけに、欧州のビッグクラブからの関心報道は絶えない。だが、クラブと指揮官は契約延長に「問題はない」と繰り返してきた。

　イタリアメディアによると、新契約は2018年までとなる見込み。1年の延長となる。全うすれば、アッレグリ監督はユーベで4年指揮を執る形だ。報酬は年俸500万ユーロ(約6億円)とみられ、セリエA最高額の指揮官となる。

　今季はCL決勝トーナメント1回戦でバイエルンに敗れ、ベスト16敗退に終わったアッレグリ監督だが、「来季は素晴らしいCLにできる」と意気込んでいる。新たな契約を結び、イタリア王者の指揮官が狙うは、自身初となるビッグイヤーだ。

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