beacon

バイエルンがブンデス史上初の4連覇達成!!“有終3冠”逃したペップ、2年ぶり国内2冠に王手

このエントリーをはてなブックマークに追加

[5.7 ブンデスリーガ第33節 インゴルシュタット1-2バイエルン]

 バイエルンが史上初の4連覇を達成した。ブンデスリーガは7日、第33節を行い、首位バイエルンは敵地でインゴルシュタットに2-1で勝利。2試合ぶりの白星で27勝4分2敗の勝ち点85に伸ばし、4シーズン連続26回目の優勝を飾った。

 勝てばドルトムントの結果に関係なく、自力で優勝が決まるバイエルンは前半15分、MFフランク・リベリが獲得したPKをFWロベルト・レバンドフスキがゴール右に決めて先制点。同32分にはMFシャビ・アロンソのスルーパスに抜け出したレワンドフスキが右足でゴール左隅に流し込み、追加点を奪った。

 得点ランキングトップを走るレワンドフスキはこれで今季通算29ゴール。エースの2得点で2-0とリードを広げたが、前半終了間際の42分、シャビ・アロンソが自陣PA内でFWモリッツ・ハルトマンを倒してPKを与えると、ハルトマンが自ら決めてインゴルシュタットが1点差に詰め寄って後半に折り返した。

 ホーム最終戦で金星を狙うインゴルシュタットは後半26分、ハルトマンがスルーパスに抜け出し、決定機を迎えるが、右足のシュートはゴール左へ。絶好の同点機を逃すと、バイエルンがそのまま2-1で逃げ切り、ブンデスリーガ史上初となる4連覇を達成した。

 今季限りで退任するジョゼップ・グアルディオラ監督は就任から3シーズン連続でブンデスリーガを制覇。欧州CLは準決勝でアトレティコ・マドリー(スペイン)の前に屈し、“有終3冠”こそ逃したが、21日の決勝でドルトムントと対戦するDFBポカールで2シーズンぶりの国内2冠を目指す。

●ブンデスリーガ2015-16特集

TOP