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イタリア代表、コンテの後任監督はトリノのベントゥーラが最有力?

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 EURO2016を最後に退任するイタリア代表のアントニオ・コンテ監督の後任は、トリノのジャンピエロ・ベントゥーラ監督が最有力だとイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は伝えている。

 アッズーリを2年間率いてきたコンテ監督は、今夏フランスで開催されるEUROを最後に退任することがすでに決定済み。来季からはチェルシー新監督に就任することが発表されている。

 『ガゼッタ』によれば、現時点でコンテ監督の後任候補として有力なのはベントゥーラ監督のほか、サンプドリアのビンチェンツォ・モンテッラ監督、アルバニア代表のジャンニ・デ・ビアージ監督の3人。だがその中でもベントゥーラ監督が一歩リードしている状況だという。

 イタリアサッカー連盟(FIGC)のカルロ・タベッキオ会長はベントゥーラ監督およびボローニャのロベルト・ドナドーニ監督の2人を候補としてリストアップしていたが、ボローニャが難色を示したことでドナドーニの線は消え、ベントゥーラが最有力候補として残ったとのことだ。

 トリノのウルバーノ・カイロ会長は、ベントゥーラ監督に就任のオファーがあれば応じる姿勢だという。代表チームのテクニカルディレクターには元代表監督のマルチェロ・リッピ氏を迎えることが構想されており、そのリッピ氏と良好な関係にあることもベントゥーラ監督にとって有利な要素だとみられる。

 コンテ監督は16日にEUROに向けた28名の候補メンバーを発表し、大会への準備をスタートさせようとしているところだが、後任選定に関しても近日中に何らかの動きがあるのかもしれない。

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