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カバーニ:「僕はイブラヒモビッチの後継者じゃない」 PSG会長の発言を否定

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 パリSG(PSG)のナセル・アル・ケライフィ会長は、同クラブでのラストマッチを戦い終えたFWズラタン・イブラヒモビッチの後継者にFWエディンソン・カバーニを「指名」した。だがカバーニ自身はその立場を否定している。

 今季限りとなっている契約を延長せず、PSGを退団することを発表していたイブラヒモビッチは、21日に同クラブでの最後の試合を迎えた。フランスカップ決勝のマルセイユ戦でも2ゴールを決めて4-2の勝利に貢献したスウェーデン代表FWは、2年連続の国内3冠を置き土産に去ることになった。

 4年間にわたって絶対的な存在として君臨し続けたエースの穴を埋める後継者は誰になるだろうか。試合後にフランス『RMCスポーツ』の質問を受けたアル・ケライフィ会長は、「すでにこのクラブには偉大なFWがいることを忘れてはならない。エディンソン・カバーニだ」と答えている。

 だがこれに対し、カバーニは自分がイブラヒモビッチの後継者だとは考えていないと主張した。

「僕は誰の後継者でもないよ。僕はエディンソン・カバーニ、イブラヒモビッチはイブラヒモビッチだ。僕ら全員がそうだよ。一人ひとりが自分自身なんだ」

「僕は自分自身よりも良くなるためにここにいる。それはここに来た初日から見せられていると思う。会長がそういったからには理由があるんだろうけどね。僕はここでハッピーだし、ただプレーしたいと思っている。それが目標だよ」

 カバーニ自身もユベントスアトレティコ・マドリーなどからの関心が噂されるなど、来季の去就は定かではない。「後継者」と呼ばれるかどうかはともかくイブラの抜けるPSGの攻撃陣を担っていくのか、それとも…?
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