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ベルルスコーニ:「私が残るならブロッキ続投」 イブラヒモビッチ獲得は否定

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 ミランのシルビオ・ベルルスコーニ名誉会長が、中国企業グループへのクラブ売却について語った。その中で、パリSG退団が決まったFWズラタン・イブラヒモビッチの獲得を否定している。

 ベルルスコーニ名誉会長はイタリア『メディアセット』のインタビューで、中国サイドとの交渉について次のように述べた。

「彼らはミランを主役に戻すために、毎年ミランを支えることに真剣に努めなければならない。私が望むこと、つまりミランがイタリアと欧州、世界の舞台で主役になるために必要な投資を保証できる解決策を見つけたいね。私にとって大事なのは、クラブが常に高みにいられるだけの保証だ」

「中国の人たちは、私が会長としてあと3年残ることを望んでいる。私はそれを認めた。合意に達したら、30年にわたるクラブ運営の最後として、私はミランにとって正しい後任を見つける。とにかく、これから大事な15日だ。しっかり注意しつつ、我慢することが必要となる。クラブを売却したら運営は変わるか? 彼らがどうするのか、どうしたいのかは分からない。でも、様子をみよう」

 クラブ売却がまとまらなかった場合は、若手のイタリア人を中心としたチームにしていくという従来の主張を繰り返している。

「それらすべてが可能でないのなら、私は喜んでミランを保ち続ける。その場合は、マーケットに関しても“内部解決”に戻るよ。つまり、意欲があり、息の合った若手イタリア人のチームにするということだ。バルセロナやアトレティコ・マドリーがやったようなことだよ」

 クリスティアン・ブロッキ監督の今後については、このように述べた。

「私が残るなら、彼も残る。彼は優れた指揮官だ。プロジェクトにとって正しい人材だよ」

 一方で、イブラヒモビッチの獲得は否定している。

「彼にはモノポリーをやるようなコストがかかる。だから不可能だ」

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