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清武のセビージャ移籍が大筋合意!正式発表はメディカルチェック後

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 ハノーファーに所属する日本代表MF清武弘嗣セビージャへの移籍が大筋合意に達した。『ビルト』によると、移籍金は650万ユーロ(約7億8670万円)。セビージャが昨年11月に負った右足第5中足骨骨折の状態などをチェックしたいことから、正式発表はメディカルチェック後とみられる。

 また『キッカー』は、ハノーファーのマーティン・バーダーGMが「手続きを残す段階」と交渉が順調に進んでいることを認めたと伝えた。契約は4年となる見込み。

 日本期待のファンタジスタがスペインに渡る。清武は12年7月にセレッソ大阪からニュルンベルクに移籍。ニュルンベルクでは2シーズンをプレーし、レギュラーとして活躍した。しかし2部降格の憂き目に遭うと、14年7月にハノーファーに移籍。

 ただここでもすぐにレギュラーに定着すると、15-16シーズンは背番号10を付けてプレー。シーズン途中は日本代表の試合で負った骨折の影響で戦線離脱を余儀なくされたが、昨年同様、5ゴールを挙げる活躍を見せた。チームは最下位で2部降格となったが、清武は上位クラブが獲得の意思を示し、争奪戦となっていた。

 セビージャは国内ではバルセロナやレアル・マドリーに後塵を拝しているが、ヨーロッパリーグ(EL)で史上初の3連覇を達成するなど、欧州の舞台で好成績を残している。セビージャは司令塔のMFエベル・バネガのインテルへの移籍が決定的となっており、後継候補として清武に白羽の矢を立てた。

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