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ドルトムントのロイス、2016年が終了…? 独紙が報道

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120分間プレーしたDFBポカール決勝で重傷、と『ビルト』が報じる

 ドルトムントMFマルコ・ロイスは、先月末に発表されたドイツ代表のEURO2016に臨むメンバーに負傷により名を連ねることができなかった。ドイツ『ビルト』によると、同選手はDFBポカール決勝で重傷を負っていたという。

 先月21日に行われたバイエルンとのポカール決勝で、ロイスは120分を通してプレー。延長戦の末にも決着がつかなかったこの一戦でPK戦でもキッカーを務めている。これまでの報道によれば、同選手が以前から悩まされていた内転筋の問題が悪化し、結果としてユーロ2016本大会への出場を見送ることになったと見られている。

 しかし今回の『ビルト』の報道によると、ロイスはその試合で重度の内転筋の腱断裂も負ったという。それにより、新シーズンに向けてのプレシーズンはともかく、リーグ戦開幕(8月末)やチャンピオンズリーグ・グループリーグ開幕(9月中旬)にも間に合わず、年内の復帰も断念する可能性があると伝えられている。

 同メディアは第三者の意見として、ケルン・スポーツ大学のインゴ・フロベーゼ教授のコメントも記載。同教授曰く、「慢性的な内転筋の炎症に加え、腱断裂となれば、完治するまでは現実的には6か月が必要」とのことだ。また今後1か月間は安静が必要で、その後にはCTスキャン(コンピュータ断層撮影)でリハビリのプランを立てることになると予想されている。

 ドルトムント側はこの報道に対し、まだコメントを残していない。ただし最悪の場合、治療に半年間以上も必要な重傷の疑いがあるのが事実であれば、なんらかの形でクラブ側も声明を出すことになるかもしれない。

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