ミランのシルビオ・ベルルスコーニ名誉会長は、同クラブを中国の企業グループに売却することを認めた。

　クラブ売却に向けて交渉を行っていたミランだが、ベルルスコーニ名誉会長が心臓の手術を受けるために交渉は一時ストップしていた。ベルルスコーニ名誉会長の手術は無事成功し、術後の経過も良好で、今後交渉は最終段階へ移るとみられている。

　ベルルスコーニ名誉会長は5日に退院した際、ミランの売却を事実上認めるコメントを残している。

「私はミランを再スタートさせられる人物に明け渡すことにした。2年間で4億ユーロの投資が約束されている」

「状況はシンプルだ。この4年間で逆説的な失態があり、それは私の注意を喚起した。私は以前のようにミランを追えなくなった。30年間の歴史に幕を閉ざす時が来たんだ。ミランをイタリアで、世界で再び主役にできるように。大型投資を行える人物を選ぶのは重要だと考えていた」

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