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モウリーニョ、ギグス退団は「私の責任ではないよ」

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 新シーズンからマンチェスター・ユナイテッドの指揮を執るジョゼ・モウリーニョ監督は、ライアン・ギグス氏の退団は自分の責任ではないと主張した。

 1987年にユースに加入して以降、2014年に現役を引退するまでマンチェスター・U一筋のギグス氏。引退後も今季までアシスタントコーチを務めていたが、モウリーニョ監督が右腕としてルイ・ファリア氏を連れてきたことにより、クラブはギグス氏に下部組織の仕事をオファー。しかし、指揮官を目指す同氏はこれに合意せず、現役時代から29年間過ごしたクラブに別れを告げることになった。

 クラブ公式ウェブサイトによると、モウリーニョ監督は「ライアンが望んでいた仕事は、クラブが私に授けると決めた仕事だった。よって、彼がクラブを去るのは私の責任ではないよ」と語っている。

「クラブはライアンに職を授けようとしたが、彼は勇気ある決断を下した。29年間在籍した自分の家から巣立つことにもなるから、簡単な事ではなかったはずだよ」

 モウリーニョ監督はギグス氏の決断を称賛しつつ、「彼の幸運を心から祈っている」とエールを贈った。


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