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ザック:「ミランとインテルが中国のものになるのは好きじゃないが…」

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古巣2クラブの身売りに元日本代表監督が言及 「イタリアサッカーのためにはやむなし」

 元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が、母国イタリアのメディアで、古巣のミランやインテルの中国資本への身売りに言及した。両クラブが「中国のもの」になることはよく思っていないようだ。だが、イタリアサッカーのためにはやむを得ないとの見解を示している。

 インテルは蘇寧グループによるクラブの買収が決まり、ミランもシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長が中国企業グループへの売却を認めた。ミラノの2チームは、新たな時代を迎えつつある。

 両チームで指揮を執った経験を持ち、先日まで中国の北京国安を率いたザッケローニ氏は、イタリア『ラジオ24』で次のように述べている。『milannews.it』が伝えた。

「イタリアにはアラブ(の投資家)が来ず、来るのは中国人だけだ。我々が最高級の選手たちを取り戻したいなら、心は置いておかなければいけないんだ」

「サッカー好きとして、インテルとミランが『中国』になるのは好きじゃない。だが、我々がイタリアサッカーの成長を望むのであれば、それは避けられないことなんだ。中国サッカーは政府の指示で大きな投資をしている。中国政府は大幅な税制優遇でサッカーを奨励しているんだよ」


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