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レスターは仏王者パリSGに0-4完敗…岡崎は前半のみの出場

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[7.30 IC杯 パリSG 4-0 レスター・シティ]

 FW岡崎慎司が所属するレスター・シティは30日、インターナショナル・チャンピオンズ杯(IC杯)でパリSG(フランス)と対戦し、0-4で敗れた。先発出場した岡崎は果敢に前からプレッシャーをかけるなどチームに貢献したが、前半のみの出場に終わった。

 試合はリーグアン王者が優位に進め、前半25分にMFジョナサン・イコネがPA内でMFダニエル・アマーティに倒され、PKを獲得する。これをキッカーを務めたFWエディンソン・カバーニがゴール左隅に決め、パリSGが先制に成功する。

 一方のプレミアリーグ王者は前半32分にペナルティーアーク左でFKを獲得。これを移籍の噂が絶えないMFリヤド・マフレズが左足で直接狙ったが、GKアルフォンス・アレオラに右手で弾き出されてしまう。これで得た右CKからマフレズが入れたボールはGKアレオラのパンチングで阻まれるが、アマーティが反応し、ダイレクトでヘディングシュートを放つ。意表を突いたシュートに決まったかと思われたがわずかに右に外れ、同点とはならなかった。

 すると、前半終了間際にパリSGが追加点を挙げる。カウンターからイコネがドリブルで攻め上がり、右のDFトーマス・ムニエに預けてゴール前に駆け上がる。PA右からマクスウェルが折り返したボールは相手DFに当たって難しいボールとなったが、イコネが右足で合わせ、2-0。前半をリードして折り返す。

 前半はボールポゼッション30%に終わったレスターは、新戦力のFWアーメド・ムサや昨季主力として活躍したMFダニー・ドリンクウォーターやDFクリスティアン・フクスらを後半開始から投入。同3分には、MFマーク・オルブライトンの浮き球パスで裏に抜け出したFWレオナルド・ウジョアが右足ループを放つ。これはGKアレオラに止められ、ルーズボールを拾って中央に折り返すもムサの右足ボレーはミートせず、ゴール左に外れてしまう。

 レスターは決定機をいかしきれないでいると、後半19分にパリSGに追加点を許してしまう。パリSGはMFクリストファー・ヌクンクが左に展開したボールをDFマクスウェルが中央に折り返し、ファーサイドに走り込んだMFルーカスがヘッドで押し込み、3-0。フランス王者が試合を決定づけた。

 苦しくなったレスターだが後半24分に決定機が訪れる。左サイドラインを割る前にボールキープしたMFデマライ・グレイが、中央に走り込んできたオルブライトンへラストパス。オルブライトンがそのまま裏へ抜け出してPA内に侵入し、右足シュートを放つ。だが、枠を大きく外れてしまい、レスターは最後まで1点を挙げることができず、同45分にも失点して0-4で敗れた。

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