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実戦デビューの清武、地元紙の評価も上々「サンパオリへのアピールは成功」

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 セビージャ移籍後、負傷で出遅れていたMF清武弘嗣だが、2日の親善試合でようやく“デビュー”を果たした。その清武に対して地元紙の評価も上々のようだ。

 アメリカツアー、ドイツ遠征とプレシーズンマッチ4試合全勝でスペインに戻って来たセビージャ。リーガ・エスパニョーラでも対戦するグラナダとの練習試合は新加入ルシアーノ・ビエットとスティーブン・ヌゾンジの得点で2-0と勝利している。

 先月11日に内転筋を痛めて戦線離脱を余儀なくされていた清武は、グラナダ戦の66分にフランコ・バスケスと交代でピッチに立っている。プレー機会はそれほど多くなかったが、積極的に守備をするなど、チームに貢献する姿勢を示した。

 清武について、地元紙『エスタディオ・デポルティボ』は次のように記している。

「残り10分を切ってから、見どころは新戦力の能力を示す機会だけとなった。ベン・イェデルは速さと積極性を披露した。清武は柔らかなボールタッチと相手のプレッシャーをかい潜る術を見せた。彼らはセビージャの選手としてデビューしただけでなく、サンパオリ監督に戦力として扱えることを十分にアピールしたのだ」

 グラナダ相手に手応えをつかんだ清武は、9日に控えるUEFAスーパーカップのレアル・マドリー戦で公式戦デビューを果たせるだろうか。

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