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バルサ、正GK問題が表面化 テア・シュテーゲンとブラーボが移籍を希望か

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 バルセロナで、正守護神を争う競争が激しくなり、問題が表面化している。GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン、クラウディオ・ブラーボはともに先発を確保できなければ移籍する意思を明確にしたようだ。

 ブラーボとテア・シュテーゲンは2014年夏にバルサに加入した。ローテーション起用を好むルイス・エンリケ監督はGKのポジションにおいても自身の信念を貫き、リーガ・エスパニョーラでブラーボを、コパ・デル・レイとチャンピオンズリーグでテア・シュテーゲンを起用し続けてきた。

 この状況に不満を抱える2人は、この夏クラブと話し合の場を設けようとしていた。ブラーボは先月29日に代理人を伴ってクラブ幹部と会合を開き、テア・シュテーゲンは今月2日にオフィスを訪れている。

 だがバルサの答えは明白だった。それは自分の実力で定位置を勝ち取るか、あるいは契約解除金を支払って移籍を実現させるというものだ。ブラーボの契約には4000万ユーロ、テア・シュテーゲンには8000万ユーロの契約解除金が設定されている。

 バルサは8月14日・17日にスペイン・スーパーカップでセビージャと対戦し、20日にリーガ開幕節でベティスをホームに迎える。この3試合でL・エンリケ監督のGK起用法が明らかとなる。指揮官の考え次第では、ブラーボとテア・シュテーゲンのいずれかが移籍を強く求めることになるかもしれない。

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