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ベンゲル、移籍金高騰の流れが続くと予想 「移籍金2億ポンドも遠くない」

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だが、「資金力ではなくパフォーマンスで競うもの」とも語る

 アーセナルを率いるアーセン・ベンゲル監督は、移籍金高騰の流れが続くと予想した。

 マンチェスター・ユナイテッドはこの夏、ユベントスからMFポール・ポグバを獲得した。これが史上最高額の移籍金だと話題になっている。しかしヴェンゲル監督は、ポグバの移籍金が史上最高額である時間は長くないと考えているようだ。

 12日の会見で、ベンゲル監督は以下のように話した。

「1億5000万ポンドや2億ポンドといった移籍金を見るのに、そう時間はかからないだろう。ある程度のところで止まるべきだと私は言ったが、サッカー人気が続き、発達を続けていく限り、お金が入るということだろう」

 ただし、アーセナル指揮官はお金がすべてではないことも理解している。その例が、レスター・シティだ。

「マンチェスター・ユナイテッドとレアル・マドリーは、世界で最も資金力のあるクラブだ。ほとんどのクラブは、彼らと資金力で争うことなどできない。ただ、ピッチでは差が生じず戦うことができる。それが何より大事だ」

「サッカーは資金力ではなく、パフォーマンスを競うものだ。資金力勝負のようになってきているが、それがプレミアリーグの順位に反映されるものではない。レスターが昨シーズンに示した。これまでにタイトルを手にしたクラブはそう多くない。それでも、どこでもポイントを落とすことがあり得るということだ」

 アーセナルは14日にリバプールと対戦する。

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