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“神様”イブラが開幕戦でプレミアデビュー弾! 渦中のマタも先制点でモウ・ユナイテッドが白星発進

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[8.14 プレミアリーグ第1節 ボーンマス1-3マンチェスター・U]

 プレミアリーグは14日、第1節2日目を行った。マンチェスター・ユナイテッドは敵地でボーンマスと対戦。MFフアン・マタの先制点で均衡を破ったユナイテッドが、主将FWウェイン・ルーニーと新加入FWズラタン・イブラヒモビッチのゴールで3-1の勝利。開幕戦を白星で飾った。

 7日に行われたFAコミュニティーシールドのレスター・シティ戦で今季初タイトルを獲得したジョゼ・モウリーニョ監督が率いるユナイテッド。リーグ初陣では、そのコミュニティーシールドから2人を変えて、マタとMFアンデル・エレーラが先発に名を連ねた。今夏加入のイブラヒモビッチとDFエリック・バイリーはプレミアデビューとなった。

 ボールを支配したのはユナイテッドだった。前半27分、右からの折り返しをPA手前で受けたマタが横パス。ルーニーが右足ダイレクトでシュートを放ったが、GKアルトゥール・ボルツの胸に収まる。同41分には、DFサイモン・フランシスのバックパスが短くなったところをマタが見逃さず回収すると、飛び出したGKボルツをかわしに行く。これはGKボルツに止められたが、こぼれたボールがフランシスに当たってゴール方向に転がり、マタが右足で押し込んで、ユナイテッドが先制に成功した。

 コミュニティーシールドでは1-1の後半18分から途中出場したマタだったが、チームが勝ち越した後の後半アディショナルタイムに、パワープレーに備えて「最も背が低い選手」だったからという理由で“謎の交代”を告げられた。これにより、移籍の噂も再燃したが、この試合でスタメン出場を果たすと、いきなりのその起用に応えてみせた。

 後半はボーンマスにボールを支配される時間帯が増えたが、同14分にユナイテッドが追加点を挙げる。DFアントニオ・バレンシアが強引に右サイドを突破し、クロスを送ると、PA手前の左からFWアントニー・マルシャルが左足ボレー。これは枠を外れていたが、ゴール前にいたルーニーがヘッドで押し込み、2-0。同18分にはペナルティーアーク内でFKを獲得し、イブラヒモビッチが右足で直接狙ったが、GKボルツに防がれてしまった。

 それでも「ユナイテッドの“ゴッド”になる」とエリック・カントナ氏に言い返していたイブラヒモビッチが勝利を決定づける一撃を決める。後半18分、マルシャルのパスを受けたイブラヒモビッチがPA外やや右から右足を振り抜く。低い弾道のシュートが相手DFの股下を抜けてゴール左隅に吸い込まれ、ユナイテッドが3-0とリードを広げた。なお、イブラヒモビッチはコミュニティーシールドに続いて公式戦連発となった。

 その後、ボーンマスに1点を返されたユナイテッドだが、そのままリードを守り抜き、3-1で勝利。モウリーニョ体制でリーグ戦初陣を白星で飾った。ユナイテッドは19日の第2節でサウサンプトンと対戦する。

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