バルセロナは、マンチェスター・シティへの移籍が濃厚とみられるGKクラウディオ・ブラーボの代役として、バレンシアGKジエゴ・アウベスを獲得することになるのかもしれない。スペインメディアが見通しを伝えている。

　シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、これまで不動の守護神だったGKジョー・ハートに満足しておらず、新戦力としてC・ブラーボの獲得に動いていると報じられている。同選手の関係者が、「シティ移籍はほぼ話がついている」とも漏らしているという。

　C・ブラーボを放出したとすれば、バルサはこれまで同選手とポジションを分け合ってきたGKマーク・アンドレ・テア・シュテーゲンをファーストチョイスとして起用することになる。一方で、ドイツ代表GKのバックアップとしてD・アウベスの獲得に動いているとスペイン『ムンド・デポルティボ』、『カタルーニャ・ラジオ』などが伝えている。

　バルセロナはバレンシアFWパコ・アルカセルの獲得に向けて個人合意に達したとも報じられている状況だ。移籍の条件としてバレンシアへレンタルされる可能性のあるMFセルジ・サンペール、FWムニル・エル・ハダディも含め、バルセロナとバレンシアの間で4選手の関連する取引が行われることになるかもしれない。

　C・ブラーボをシティへ放出することで、バルセロナは移籍金2000万から2500万ユーロほどを得る見通し。D・アウベスの評価額は1000万ユーロ前後だとのことだ。

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