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セビージャ清武、先発復帰はあるか 指揮官サンパオリは「コンディションの良い選手」起用へ

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 セビージャは17日、スペインスーパー杯のセカンドレグでバルセロナに0-3と敗れ、2試合合計スコア0-5でタイトル獲得を逃した。MF清武弘嗣はこの試合に出場しなかった。ホルヘ・サンパオリ監督は完敗を認め、次戦に向けての立て直しを誓っている。

 清武はUEFAスーパー杯のレアル・マドリー戦、スペインスーパー杯ファーストレグのバルサ戦で先発フル出場を果たした。バルサとのセカンドレグではベンチ入りして前半途中からアップを命じられていたものの、最後まで出番は訪れなかった。指揮官は疲労を考慮して、セカンドレグのメンバーを入れ替えたとみられている。

 20日には、リーガ・エスパニョーラ開幕節でエスパニョールと対戦する。この試合で、清武の先発復帰はあるだろうか。サンパオリ監督はメンバー選考のヒントを出した。

「我々は難しい時期にいる。シーズンの準備段階でチャンピオンズリーグのような決勝戦を2回行った。ベストチームを相手にね。そして、中2日でエスパニョール戦だ。コンディションのより良い選手を起用する」

 セビージャはバルサ相手に開始10分で先制点を献上したものの、30分にMFホアキン・コレアのシュートが相手DFのハンドを誘い、PKを獲得。だが、これをMFビセンテ・イボーラが決められず、流れをバルサに渡したまま2点を加えられて敵地で敗戦した。サンパオリ監督は次のように試合を振り返っている。

「前半の出来は私が就任してから最高のものだった。違いをつくれてもおかしくなかった。後半は早い時間に失点してしまい、気力が削がれてしまった。エリア内での決定力が差になった」

「我々は複数の選手を不慣れなポジションで起用しなければいけなかった。大事な場面でチャンスを生かせなかった。私は今後の仕事次第で改善していけると考えている。実際、フィジカル面のトレーニングは足りていない。不足している部分は時間をかけて補っていくつもりだ」

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