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セビージャ清武、地元紙でチーム最高タイの高評価…全国紙では「日本人は好評を博した」との意見も

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 20日に行われたリーガ・エスパニョーラ開幕節エスパニョール戦(6-4)で1ゴール1アシストを記録したセビージャMF清武弘嗣だが、セビージャの地元スポーツ紙『エスタディオデポルティボ』はチーム最高タイとなる評価を下している。

『エスタディオデポルティボ』はその紙面で、清武の採点(10点満点)をMFパブロ・サラビア、MFフランコ・バスケス、FWルシアーノ・ビエットと並びチーム最高タイとなる9点とした。寸評では「広範囲でプレー。中央からプレーを開始し、サイドに流れ、ペナルティーエリアに顔を出した。家に1ゴールと1アシストを持ち帰った」と記している。

 一方、スペイン全国で発行されているスポーツ新聞の評価はまずまずと言ったところだ。

 一般紙含めスペインで最大の発行部数を誇るスポーツ新聞『マルカ』は、清武の採点(今季より10点から3点満点に)を2点とした。これはサラビア、F・バスケスに次ぎ、ビエット、MFスティーブン・ヌゾンジ、MFビートロと同等の評価となる。

『マルカ』紙面で試合レポートと採点を手がけたのは、アイロニーたっぷりな論調によってスペイン国内で有名性を獲得し、エスパニョールに肩入れしていることでも知られるトマス・グアシュ記者。同記者は試合レポートで、乱戦を演じたホルヘ・サンパオリ監督率いるセビージャの面白さを何よりも強調し、その上で清武にも触れている。

「(リーガへ)ようこそ、サンパオリージョ。サンパオリとリージョ(セビージャ助監督、ジョゼップ・グアルディオラ監督が師事を仰いだことでも知られる)のコンビよ。サンパオリのプレーコンセプトは並外れており、見る者を魅了する。サラビアとフランコ・バスケスは見事にやってのけたし、日本人も好評を博した」

 また、『マルカ』同様にマドリッドに拠を構える全国紙のスポーツ新聞『アス』における清武の採点(3点満点)は、DFニコ・パレハ、DFガブリエル・メルカド、ヌゾンジほか、途中出場のDFディエゴ・ゴンサレス、MFホアキン、MFビセンテ・イボラと並び、チーム最低タイとなる1点だった。

『アス』の試合レポートでは、「後半に入りF・バスケス、ベン・イェデル、そして清武がセビージャの全得点の半分を満たした。そのすべてが新加入選手である」「清武が中盤でボールを失い、6-4という最終スコアになった」と清武に言及している。

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