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シアラー氏、ルーニーに代表引退のススメ「彼のスパイクには魔法が宿っているが...」

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 元イングランド代表のアラン・シアラー氏は、マンチェスター・ユナイテッドFWウェイン・ルーニーに代表から引退することを勧めている。

 ルーニーは2003年2月に17歳と111日の若さでA代表デビューを飾った。同年9月に行われたEURO2004予選マケドニア戦では、17歳と317日で初ゴールを決め、イングランド代表最年少得点記録を更新。それ以来、中心選手としてイングランド代表をけん引してきた。

 ルーニーはプレミアリーグ第3節ハル・シティ戦でFWマーカス・ラッシュフォードの決勝ゴールをアシスト。シアラー氏はイギリス『ザ・サン』でルーニーを称賛しつつ、代表引退を勧告した。

「今ああいうプレーができるのは、ルーニーくらいだよ。彼のスパイクにはまだ魔法が宿っている。もう以前のスピードはないけれどね」

「ルーニーはユナイテッドでトップレベルを維持することを考えなければいけない。30歳になり、クラブと代表でキャプテンを務めていては、常にトップレベルでいるのは非常に難しい」

 シアラー氏自身、29歳で代表からの引退を表明している。

「私のことをエゴイストだと言う人もいた。だが私以上に私の体について知っている人間はいなかった。クラブと代表、両方でトップレベルを維持するのは不可能だと思ったんだ」

「私はニューカッスルで最高の状態を維持するために代表でのキャリアを早めに終えた。(ルーニーが同じような決断を下すなら)恥など感じるべきではない」

 ルーニーは昨年9月、ボビー・チャールトン氏が有していた49得点の記録を上回り、イングランド代表の最多得点者となった。

「ルーニーはイングランドの最多得点者で、一心に誇りを抱いてユニフォームを身に着けてきた。10年間ユナイテッドと代表でプレーしてきている。それは精神面で大きな負担になっているんだよ。2チームで続けることはこれ以上できない、そう認める時期に差し掛かっているんじゃないかな」

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