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ソン・フンミン、ボルフスと個人合意もクラブ間交渉が難航 トッテナムが求める額とは

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アジア人史上最高額記録をさらに塗り替える要求額を提示?

 今夏、トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンのドイツ復帰は実現しないようだ。ドイツ『キッカー』『ビルト』などによると、ボルフスブルクとトッテナム間の移籍金における交渉はまとまりそうもないという。

 ソンは昨夏、アジア人選手に対して支払われた史上最高額の移籍金でレヴァークーゼンからトッテナムに渡った。しかし、新天地でのデビューシーズンでは公式戦40試合に出場したものの、その多くがベンチスタートだった。そのため、この夏ブンデスリーガへの復帰を検討していたとみられている。

 そこで獲得に乗り出したのが、ドイツ代表FWアンドレ・シュールレをドルトムントへと放出したボルフスブルクだった。クラウス・アロフスGM(ゼネラルマネジャー)はソンを以前から高く評価していた。選手本人とは条件面で合意に達したとも報じられた。

 しかし、『キッカー』の新たな報道によると、ソンに対するトッテナムの要求額は当初レヴァークーゼンに支払った3000万ユーロ(約34億円)以上だという。また『ビルト』ではその額は3800万ユーロ(約43億円)に上ると伝えられている。より低額での獲得を望んでいたとされるボルフスブルク側には、いずれにしても同額で合意する意思はなさそうだ。

 またトッテナムを率いるマウリシオ・ポッチェティーノ監督は、ソンが構想に含まれており、放出を考えていないことを同選手のマネジメントに伝えたそうだ。『キッカー』は、同監督の行動は移籍金を引き上げるための作戦である可能性を指摘しつつ、ボルフスブルク側は移籍市場最終日にこの取引が成立するとは考えていないとも報じている。

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