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長友が再び居場所を失う? インテル、冬にユベントスからリヒトシュタイナー獲得か

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開幕スタメンを飾った長友だが、その後は負傷もあり出場機会を得ていない

 日本代表DF長友佑都が所属するインテルが今冬の移籍市場で、ディフェンスラインに多額の資金をつぎ込む可能性があるようだ。イタリア『カルチョメルカート』のパスクアーレ・グアッロ記者が同サイトのコラムで論じている。

 シーズンが開幕して間もないが、インテルのディフェンスラインは機能してるとは言いがたい。特にSBは顕著で、新戦力として夏の移籍市場で獲得したクリスティアン・アンサルディはケガで1試合も出場できておらず、フェネルバフチェから自由移籍で加入したトルコ代表ジャネル・エルキンに至っては加入後わずか3か月で退団した。

 グアッロ記者は、「ストライカーのマウロ・イカルディにはもっとクロスを供給しなければいけない。ダニーロ・ダンブロージオ、長友佑都といった選手たちも違いを生み出すには至っていない」とSBにインテルの不調の原因があると分析した。

 そうした状況を打破するため、同記者は「インテルは今冬、守備陣の強化に動くだろう。ピエロ・アウジリオSD(スポーツディレクター)は、今夏の移籍市場でユべントスのDFシュテファン・リヒトシュタイナーを狙っていた。同様の動きがあるかもしれない」と指摘している。

 イタリアでの経験が豊富なリヒトシュタイナーだが、今シーズンはダニエウ・アウベスの加入でバックアッパーへと追いやられており、チャンピオンズリーグの登録メンバーからも外れている。

 長友は厳しい立場に幾度となく追いやられては、逆境をはねのけてきた。しかし、王者ユベントスから歴戦の猛者が加入するとなると、難しい時間を過ごすことになる可能性があるだろう。


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