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PK失敗でチームは3戦未勝利…代表で不振のアグエロ「壁は乗り越えるつもり」

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パラグアイ戦でPKミスしたFWセルヒオ・アグエロ

 アルゼンチン代表のFWセルヒオ・アグエロが苦しい胸のうちを明かした。『オレ』で語った内容を『ESPN』が報じている。

 今月11日に行われたロシアW杯南米予選のパラグアイ戦。負傷で離脱中のFWリオネル・メッシに代わって10番を背負ったアグエロだったが、PK失敗のミス。チームは0-1の黒星を喫し、3戦未勝利(2分1敗)でプレーオフ圏の5位に留まっている。

「計画通りに物事がうまく運ばなかった」と試合を振り返ったアグエロは「僕もPKを失敗した。自分に要求されているものを考えると、今日は自分の日ではなかった」と肩を落とした。

「言い訳はないよ。僕らのプレーはとにかくひどかった。とにかく切り替えていくしかない。結果にはみんなとてもショックを受けている」と話したFWは「パラグアイの守備が良かった。僕らはそれを打開できなかった」と相手を称え、「観客のみなさんが僕らにブーイングするのももっともとだ」と語った。

「批判されるのが好きな人なんていない。今の状況を変えるためには、自分ならもっとできるということをピッチ上で証明しなければならない」

 マンチェスター・シティでは、ここまで11得点を挙げているアグエロだが、代表では昨年6月10日のコパ・アメリカ以降は得点がない状況。それについても口を開く。

「イングランドでプレーしているときはこういうことは起きない。だけど、時たま自分がダメな選手だと感じてしまうよ。自分ならやれるってことを見せるために、壁は乗り越えるつもりだけどね。新しい戦術にもうまく適応したいと思う。とにかくこの状況を変えられると信じなければ」

「言うまでもないことだけど、良いパフォーマンスをするからこそ、代表に呼ばれるんだ。もしダメだったら、次回はここにいないだろう。次の試合にも出られるように頑張りたい。やりつづけるしかないんだ」

 ロシアW杯出場権獲得へ厳しい戦いの続くアルゼンチン代表。アグエロは「次のブラジル戦で勝つしか僕らに残された選択肢はない」と言う。

「アルゼンチンには良い選手がそろっている。僕らならこの問題をなんとかできるはずだ。こういう状況は以前にもあった。チーム全体で乗り越えていきたい」と前を向いた。

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