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“MSN”不発も…バルサ、ラフィーニャの決勝弾で最下位グラナダを退ける

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苦しみながらもバルセロナは勝ち点3を獲得した

[10.29 リーガ・エスパニョーラ第10節 バルセロナ1-0グラナダ]

 リーガ・エスパニョーラ第10節2日目が29日に行われ、2位のバルセロナが最下位のグラナダをホームに迎えた。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半3分にMFラフィーニャの得点で先制したバルセロナが、そのまま逃げ切って1-0の完封勝利。勝ち点3を積み上げて首位レアルを勝ち点2差で追走する。

 MFアンドレス・イニエスタ、DFジェラール・ピケ、DFジョルディ・アルバら負傷者が続出しているバルセロナ。だが序盤から主導権を握ると、前半21分にはFWリオネル・メッシの浮き球のパスに反応したFWルイス・スアレスがダイレクトボレーで狙うも、シュートをジャストミートさせることはできなかった。

 前半28分には、最終ラインのDFハビエル・マスチェラーノが送った鋭い縦パス1本からL・スアレスが抜け出すが、素早く帰陣したグラナダ守備陣の網にかかってしまい、シュートまで持ち込めず。さらに同35分には高い位置でボールを奪ったMFイバン・ラキティッチのパスを受けたL・スアレスが枠を捉えるシュートを放つが、GKギジェルモ・オチョアに弾き出されてしまった。

 スコアレスのまま前半を折り返すと、後半開始早々の同3分にバルセロナが先制に成功する。L・スアレスとのパス交換から前線にボールを運んだメッシのパスをラフィーニャが左サイドのFWネイマールに流す。ネイマールのシュートはポストに弾かれたものの、こぼれ球に反応したラフィーニャが豪快に蹴り込んでスコアを1-0とした。

 追加点を狙うバルセロナは後半18分、右サイドを駆け上がったDFセルジ・ロベルトのクロスからフリーになったネイマールが強烈な左足シュートを放つも、好反応を見せたオチョアにストップされてしまう。その後もバルセロナに追加点は生まれなかったが、グラナダの反撃も許さずに1-0の完封勝利を収めた。


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