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宇佐美貴史は戦力外なのか?ドイツ紙が公式戦出場わずか9分間の現状を指摘

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公式戦出場わずか9分間にとどまっている宇佐美貴史

 アウクスブルクに所属する日本代表FW宇佐美貴史が再びドイツで苦しんでいる。地元紙『アウクスブルガー・アルゲマイネ』が報じた。

 宇佐美は今夏、ガンバ大阪からアウクスブルクへ加入。日本を代表するアタッカーであり、感動的な別れとともにドイツへ渡ってきたが、今シーズンはここまで第1節に途中出場からプレーした9分間と2試合のベンチ入りにとどまっている。

 一度バイエルン、ホッフェンハイムで失敗を経験しながら、アウクスブルク首脳陣は宇佐美のスピードやゴールを脅かす能力を評価し、獲得を決断した。しかし、アウクスブルクのシュテファン・ロイターSD(スポーツディレクター)は数週間前、「宇佐美はフィジカル面を改善しなければならない」とベストコンディションにはないことを指摘し、9試合連続で出場機会が訪れていない要因の一端を説明している。

 また、選手層が厚いとは言えないアウクスブルクでさえ、メンバー入りできない理由の一つは宇佐美のケガだ。シャルケ戦、フライブルク戦で宇佐美は足首の負傷のため、欠場を余儀なくされている。『アウクスブルガー・アルゲマイネ』によると、離脱している間に他の選手たちがディルク・シュースター監督にアピールを成功させたようだ。

 また、シュースター監督はベテランMFマルクス・フォイルナーも同じ状況に置かれていると言及したという。しかし、フォイルナーと異なり、まだ24歳と若い宇佐美にとって継続的に出場機会を得ることは急務であることは間違いなく、出番獲得のため奮起する必要があるだろう。

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