beacon

35歳アドゥリス、キャリア2度目のスペイン人得点王受賞に「3度目があるかどうかは…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ビルバオのFWアリツ・アドゥリス

 ビルバオのFWアリツ・アドゥリスは、自身キャリア2度目となるサラ賞(スペイン人得点王)受賞に満足感を示している。

 アドゥリスは昨季リーガ・エスパニョーラで34試合に出場して20得点を記録。2014-15シーズン(18得点)に続き、2年連続での受賞となった。

 アドゥリスは「リーガにはレベルの高い選手が数多く存在する。だから、このトロフィーを獲得するのは非常に難しい」とサラ賞の価値を強調した。また、3度目の受賞については「もちろん、受賞できるように頑張るよ。だけど、今は今回の受賞を喜ばせてほしいな(笑)」と話すにとどまった。

 スペインではレアル・マドリーとバルセロナの“2強”をはじめ、アトレティコ・マドリーらも近年欧州で力をつけ始めている。そういったクラブと他クラブとの収入格差は少なくない。だからこそ、ビルバオで得点を量産しているアドゥリスは高く評価されるべきかもしれない。

「予算の多いクラブの方が、(賞を獲得する)チャンスはあるだろうね。けど、僕の賞はスペイン人のFWに与えられるものだ。自分の仕事が報われたんだと思えるね」

 今月3日には、ヨーロッパリーグ(EL)・グループステージ第4節でゲンク戦で5得点を叩き出し、同大会史上初の快挙を成し遂げたアドゥリス。12日にワールドカップ欧州予選でマケドニアと、15日に親善試合でイングランド代表と戦うスペイン代表にも招集されている35歳のストライカーの勢いは止まりそうにない。

●リーガ・エスパニョーラ2016-17特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP