ブンデスリーガ2部シュツットガルトに所属するMF細貝萌が、週明けに練習復帰を果たしている。ドイツ誌『キッカー』によれば、20日に行われる第13節ウニオン・ベルリン戦に向けて順調に調整中だという。

　先月に右足の小指を骨折した細貝は、10月15日の第9節D・ドレスデン戦には出場するも、その後公式戦4試合を欠場。クラブは当初、同選手が10日間程度トレーニングの参加を見送り、様子を見ることになると発表していた。

　今年の夏に同クラブに加入してから2度目の離脱を強いられた細貝だが、最終的には11月に入ってから練習に戻ることになった。”サッカーシューズを履いたサムライ”(『キッカー』の表現)は骨折箇所を完治させたものの、痛みがまだ残っているため、まだ全力で練習に臨めていない様子だと伝えられている。

　だが、『キッカー』が伝えるコメントによると、本人は「気分は良いですよ」と語っており、状態は順調に良くなっているようだ。不在中に代役を務め、安定したパフォーマンスを見せたMFマティアス・ツィンマーマンと、次節に向けてレギュラーの座を争うことになると見られる。

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