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イブラもルーニーも不要…OBネビル氏が語るマンUのベスト布陣

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元ユナイテッドのガリー・ネビル氏がベスト布陣を提案

 元マンチェスター・ユナイテッドのガリー・ネビル氏はFWズラタン・イブラヒモビッチとFWウェイン・ルーニーをスタメンにすべきではないと考えているようだ。『ESPN』が伝えている。

 ネビル氏は『オックスフォード・ユニオン』の対談でFWマーカス・ラッシュフォードを最前線に置き、両サイドにFWヘンリク・ムヒタリアン、FWアントニー・マルシャルを据える4-3-3のフォーメーションを提案。

 守護神はGKダビド・デ・ヘアが務め、4バックにはDFアントニオ・バレンシア、DFエリック・バイリー、DFクリス・スモーリング、DFダレイ・ブリント。そして中盤にはMFポール・ポグバ、MFアンデル・エレーラ、MFマイケル・キャリックを推し、イブラヒモビッチとルーニーは先発メンバーから除外した。

 ユナイテッドの布陣に関して持論を展開したネビル氏は、アレックス・ファーガソン氏が退任したあとのチームについても言及。「ファーガソンが去ったあと、ユナイテッドはずっと停滞している。クラブをコントロールしていた人物がいなくなり、あとには空洞があるだけだ」と指摘した。

「ファーギーがやってきた頃は、クラブを成長させて安定させるだけの時間が与えられていた。だが、今のユナイテッドはすぐに結果を求められる」

 過去と現在のクラブが置かれた状況の違いに理解を示したネビル氏だが、伝統は変えるべきではないと主張する。

「ユナイテッドの基盤となるスタイルは変えてはならない。プレースタイルだったり、若手の育成だったり、ウイングからの攻撃だったりね。そういったものは私たちのアイデンティティーの一部なのだから」

「ラッシュフォードやリンガードがピッチに立っているのを見ると、私はユナイテッドが自らのスタイルを貫いているような気がして、誇らしい気分になるんだ」

 厳しい言葉を並べながらも、昔と変わらないクラブ愛をのぞかせたネビル氏。誰よりも“赤い悪魔”の復活を望んでいるのは彼なのかもしれない。

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