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セビージャ、ナスリ完全獲得には移籍金28億円が必要…選手本人は残留が困難だと認める

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MFサミル・ナスリはセビージャ完全移籍となるのか

 セビージャは、MFサミル・ナスリを完全移籍で獲得するために相応の移籍金を支払わなければいけない。ナスリ自身が母国メディアでその額を明かしている。

 2017年6月までマンチェスター・シティと契約を残しているナスリだが、今季から就任したジョゼップ・グアルディオラ監督の下で出場機会を保証されず、1年レンタルでのセビージャ移籍を決断した。

 セビージャではホルヘ・サンパオリ監督の信頼を得て、絶対的な存在として中盤に君臨。ここまでリーガエスパニョーラ8試合に出場し、2得点1アシストという結果を残している。

 フランス『レキップ』の取材に応じたナスリは、セビージャが完全移籍を成立させるためには2500万ユーロ(約28億円)の移籍金が必要になると明かしている。そして「何が起こるかは分からない。シーズン終盤にどうなっているか、買い取りオプションをどうするか、だね。セビージャにとっては、金銭面で難しいと思う」と来季スペインでプレーすることは困難だと認めた。

 また、ナスリは「給料が減るのは構わない」とセビージャ残留に尽力する姿勢を見せている。その一方で「それでも移籍金を半額にすることはできないから」とクラブ間交渉の行方を見守る考えを示した。

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