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ジェラード観戦のリバプール、終盤2発で勝利もコウチーニョが負傷交代

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リバプールは途中出場のディボック・オリジが先制点を決める

[11.26 プレミアリーグ第13節 リバプール2-0サンダーランド]

 プレミアリーグは26日、第13節を行った。リバプールはホームでサンダーランドと対戦し、2-0で勝利した。

 前節サウサンプトン戦でスコアレスドローに終わり、わずか1節で首位陥落となったリバプールは、サウサンプトン戦と同様のスタメンを送り出した。立ち上がりから攻め込むリバプールは前半15分、左サイドからコウチーニョがグラウンダーのボールを中央に送ると、PA手前でこれを受けたMFジョルジニオ・ワイナルドゥムが反転から右足を振り抜くもGKジョーダン・ピックフォードにキャッチされた。同17分には、ロングボールでMFスティーブン・ピーナールに抜け出されるも、GKロリス・カリウスが飛び出してセーブした。

 前半22分に副審が負傷し、第4審と交代する中、リバプールにもアクシデントが発生する。前半31分、PA左でMFコウチーニョが切り返して中央に折り返そうと右足を振り抜くと、カバーに入ったMFディディエ・エンドングと接触。右足を痛め、担架で運ばれてしまった。代わってFWディボック・オリジがピッチに送り込まれた。

 前半の終盤にはDFデヤン・ロブレンがFKからヘディングシュート、強烈なミドルシュートを放つなど、サンダーランドのゴールに迫ったが、得点を奪えず、前半をスコアレスで折り返す。後半もリバプールが主導権を握り、同13分にFWロベルト・フィルミーノが個人技から左足シュート。同20分には、左サイドからフィルミーノがクロスを上げ、オリジが頭で落としたボールをMFエムレ・カンが右足スライディングボレーもわずかに枠を外れ、1点が遠い。

 だが、均衡を破ったのは、10試合負けなしと好調のリバプールだった。後半30分、PA左で仕掛けたオリジが対峙したDFを切り返しでかわし、右足で巻いたシュートを放つと、これがゴール右隅に決まって、リバプールが待望の先制点を奪取。さらに終了間際の同45分、MFサディオ・マネがエンドングに倒されて、PKを獲得する。これをMFジェームズ・ミルナーが落ち着いてゴール左に流し込み、勝負あり。現役引退を表明したMFスティーブン・ジェラードが見守る中、2-0で今季初のクリーンシートでの勝利をおさめた。


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