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インテルがピオリ体制初勝利「我々はこの勝利を必要としていた」

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インテルはステファノ・ピオリ監督体制で初勝利を挙げた

[11.28 セリエA第14節 インテル4-2フィオレンティーナ]

 インテルは28日、セリエA第14節でフィオレンティーナをホームに迎え、4-2で勝利した。公式戦3戦ぶりの白星を飾ったインテルは、ステファノ・ピオリ監督の就任後初勝利となった。なお、長友は出番なしに終わっている。

 前半3分にMFマルセロ・ブロゾビッチがゴールを決め、幸先よく先制したインテルは、同9分にFWアントニオ・カンドレーバ、同19分にFWマウロ・イカルディが追加点を挙げ、一気にリードを広げた。だが、同37分に1点を返されると、数的優位で迎えた後半17分にも失点を許し、1点差に詰め寄られてしまう。それでも終盤までリードを守り抜くと、後半アディショナルタイム1分にイカルディがダメ押しゴールを決め、4-2で勝利した。

 クラブ公式サイトによると、ピオリ監督は「今日は良い点がたくさんあった。正しいアプローチをした。我々はこの勝利を必要としていた」と選手を称えた。だが、まだまだ納得いかない部分も多い。「後半は維持できるはずのポゼッションを保てなかった。すでに改善すべきだとわかっているはずの悪い点もいくつかあった。選手たちには自信が必要だが、彼らには攻撃的なサッカーをする能力がある。我々は試合を支配し、対戦相手を圧倒したい」と課題は見つかったが、手応えも感じているようだ。

 この勝利で8位に順位を上げたインテル。「可能な限り多くの試合に勝ちたい。このクラブをその価値に値する場所に戻すため、我々全員が100%の力を尽くしたい」とピオリ監督は今後へ意気込んだ。

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