beacon

清武弘嗣の去就に大きな影響も?セビージャ指揮官がミランFWバッカへの関心を認める

このエントリーをはてなブックマークに追加

ミランのFWカルロス・バッカ

 セビージャが本格的にミランFWカルロス・バッカ獲得に動くのであれば、MF清武弘嗣への影響は否定できない。ホルヘ・サンパオリ監督はバッカに対する関心を認めつつ、獲得が難しいとの考えも示している。

 今シーズンからセビージャに加入した清武は、ここまで公式戦21試合で7試合出場と定位置を確保できていない。ここ2試合公式戦では出番を得ているが、クラブは冬の移籍市場でEU圏外選手3枠を空けるため、清武の放出を検討しているとみられる。

 セビージャは1月の市場でストライカーを補強しようとしている。獲得候補の中で最優先とされているのが、現在ミランで活躍するコロンビア代表FWのバッカだ。バッカは2013年から2年間在籍したセビージャで2度のヨーロッパリーグ優勝に貢献し、アンダルシアのクラブで依然として高い評価を受けている。

 サンパオリ監督は、ミランFWについて「我々はカルロス・バッカを評価している。でも、今彼は他クラブでプレーしている。彼を我々のチームに引き入れられたら、それは素晴らしいことだろうけれどね」と興味を抱いている事実を認めた。しかしながら、「すべてのことが手の届く範囲にあるわけではない」と移籍実現が困難との見解を示した。

 また、「バッカはセビージャで知られた存在だ。(加入するのなら)我々の助けとなってくれるだろうね。だがミランが彼を手放すとは考えにくい。彼はミランで非常に重要な選手だからだ」と続け、契約を結んでいるミランを尊重している。

 さらに、サンパオリ監督はバッカが「EU圏外枠の選手」だと強調している。この発言で、指揮官は現在EU圏外枠を占める清武、ガンソ、マリアーノへの信頼を示したと言えるかもしれない。

●リーガ・エスパニョーラ2016-17特集
●セリエA2016-17特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP