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アーセナルが華麗な逆転劇で3連勝! 14戦負けなしで暫定首位に浮上

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メスト・エジルのヘディングでのゴールなどでアーセナルが逆転勝利

[12.10 プレミアリーグ第15節 アーセナル3-1ストーク・シティ]

 プレミアリーグは10日、第15節を行った。アーセナルはホームでストーク・シティと対戦し、3-1で勝利。3連勝で暫定首位に浮上した。

 6日に行われたチャンピオンズリーグでバーゼルに勝利し、グループリーグ首位通過を決めたアーセナル。その一戦から6人を変更し、GKペトル・チェフやFWセオ・ウォルコット、1トップにはFWアレクシス・サンチェスが起用された。また、負傷明けのDFエクトル・ベジェリンがベンチ入りした。

 立ち上がりからストークのDFマルク・ムニエサが左CKの流れから惜しいダイレクトボレーを放てば、アーセナルもDFシュコドラン・ムスタフィのスルーパスを受けたウォルコットがPA右から強烈な右足シュートを放つなどオープンな展開となる。それでも徐々にアーセナルが主導権を握ると、同25分にアクシデント発生。ムスタフィが負傷し、ベジェリンとの交代を余儀なくされた。

 アーセナルに悪い流れが漂う中、前半27分にPA内でMFジョー・アレンに肘打ちを見舞ったMFグラニト・ジャカがPKを献上。これをこの日が31歳のバースデーとなるMFチャーリー・アダムに決められ、ストークに先制点を許した。

 それでもリーグ戦好調のアーセナルが、前半のうちに同点に追いつく。同42分、MFメスト・エジルが右サイドのスペースに展開すると、オーバーラップしたベジェリンがダイレクトで鋭いクロスを送る。これをニアに走り込んだウォルコットが合わせ、1-1。さらに後半開始早々の4分、MFアレックス・オクスレイド・チェンバレンが相手DFの背後に浮き球パスを出すと、フリーで走り込んだエジルが頭で合わせ、2-1と逆転に成功した。

 早い時間帯で試合をひっくり返したアーセナルは、その後も攻撃の手を緩めず、テクニックに優れる前線のアタッカー陣がストークゴールに迫り続ける。すると、後半30分に試合を決定づけるゴールが生まれる。左サイドでFWアレックス・イウォビがサンチェスにパスを送り、ゴール前に駆け上がると、ルーズボールを拾ってそのまま右足シュートを流し込んだ。試合は3-1でタイムアップ。アーセナルが3連勝、リーグ戦14試合負けなし(10勝4分)で暫定首位に浮上した。


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