beacon

アーセナルが3か月ぶり今季2敗目…ホーム無敗のエバートンに痛恨の逆転負け

このエントリーをはてなブックマークに追加

アーセナルは痛恨の逆転負けで開幕戦以来の黒星を喫した

[12.13 プレミアリーグ第16節 エバートン2-1アーセナル]

 プレミアリーグは13日、第16節を行った。アーセナルは敵地でエバートンと対戦し、1-2で敗れた。アーセナルの敗戦は8月14日の開幕節リバプール戦以来、15試合ぶりとなった。

 前節、ストーク・シティに3-1で勝利し、3連勝としたアーセナルは、その試合でDFシュコドラン・ムスタフィが負傷。代わってこの日はDFエクトル・ベジェリンが先発出場した。前半は球際で激しくバトルする試合となったが、均衡を破ったのはアーセナルだった。前半20分、ペナルティーアーク左でFKを獲得すると、FWアレクシス・サンチェスが右足で直接狙う。これがDFアシュリー・ウィリアムズに当たってコースが変わり、そのままゴールに吸い込まれた。

 反撃に出るエバートンは前半32分、同39分とMFアーロン・レノンが立て続けにゴールに迫ると、前半の終了間際に同点に追いつく。同44分、左サイドからDFレイトン・ベインズが上げたクロスをDFシェイマス・コールマンがヘディングで合わせ、1-1でハーフタイムを迎えた。

 後半も白熱した戦いが繰り広げられた。アーセナルは同8分、左サイドでMFフランシス・コクランのパスを受けたサンチェスがPA左から中央に折り返し、フリーで待っていたMFメスト・エジルが左足シュート。これは惜しくも枠の上に外れ、チャンスを逃す。対するエバートンは同24分、自陣からのロングフィードをFWロメル・ルカクが胸で落とし、PA手前からMFロス・バークリーが左足シュートもゴール右に外れ、互いにチャンスをいかせない。

 エバートンは後半41分、バークリーの右CKからDFフィル・ジャギエルカが相手3人に囲まれながらも右足を振り抜くが、GKペトル・チェフのファインセーブに阻まれる。それでも、これで得た右CKから今度はウィリアムズがヘディングシュートを叩き込み、2-1。開幕からホームで負けなしのエバートンがついに逆転に成功した。

 パワープレーに出るアーセナル。後半アディショナルタイム3分にエバートンのジャギエルカがこの日2枚目のイエローカードで退場となり、数的優位に立った。直後の同4分にサンチェスが入れたボールからDFナチョ・モンレアル、FWアレックス・イウォビと連続してシュートを放つも、DFレイトン・ベインズ、DFラミーロ・フネス・モリのブロックに遭い、タイムアップ。1-2で逆転負けを喫したアーセナルが今季2敗目となった。


●プレミアリーグ2016-17特集

TOP