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ミランCEO「99%今のまま」と発言も左利き19歳FWに興味

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アスコリの19歳FWリカルド・オルソリーニ

 ミランのアドリアーノ・ガリアー二CEOが1月の移籍市場での大型補強をあきらめ、現在所属する選手で今シーズンの残りを戦うと、地元テレビ『テレロンバルディア』の番組で明らかにしている。

 ミランは12月に予定されていた中国資本への売却手続きが3月に延期となり、1月の移籍市場で、補強のために自由に使える資金がない。現在所属するメンバーで後半戦も戦うことを示唆している。

「(1月は)動かない。99%、今いる選手のままで行く。補強する前に、まず誰かを売らなければならない。そうなると時間も2倍必要になる」

「新旧2人のオーナーがいると難しい状況だ。交渉を完了するのに、許可も必要になる。移籍市場にはスピードが必要になるのだが…。手続きは完了するものと思っていたが、そうはならなかった。仕方がない」

 その一方で、セリエBアスコリの19歳FWリカルド・オルソリーニに興味を示していることを明らかにした。

「好きだね。右サイドでプレーする左利きの選手だ。スソの控えに良いかもしれない。これから成長をする上で道のりは長いが、私と(シルビオ・)ベルルスコーニは若手のイタリア人選手に重点を置いていきたいと考えている」

 オルソリー二は今シーズン、19試合に出場し、4ゴールを挙げている。ポジションは左右ウィングやトップ下など攻撃的なポジションをこなす。ミランが既にオルソリー二の代理人と接触したとの情報もあり、日本代表のMF本田圭佑と利き足とポジションが重なるだけに、今後の動向は注目されるところだ。

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