元イタリア代表のファビオ・カンナバーロ監督が率いる中国スーパーリーグの天津権健がフィオレンティーナに所属する28歳のFWニコラ・カリニッチへオファーを準備している。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。

　フィオレンティーナはエースの流出阻止へ向けて、5000万ユーロ(約61億円)の違約金を設定しているが、高額の違約金を物ともせず、天津権健が爆買いに向けて準備を進めている。

　天津権健と選手の間では、合意に至っているとの報道もある。一度目のオファーはフィオレンティーナ側が拒否しているものの、再オファーでは違約金に近い額を提示される見込みだという。

　一方でカリニッチ本人は現在、クリスマス休暇で故郷のクロアチアを訪れている。インスタグラムでは「ビオラ(フィオレンティーナの愛称)」と描かれたカプチーノの写真を投稿して、フィオレンティーナ愛をアピールする姿を見せている。

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