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ミラン、本田圭佑のライバルを資金確保のため放出へ…18億円以上が目安か

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資金確保のためミランから放出が噂されているFWエムバイェ・ニアン

 ミランは1月の移籍市場で、資金確保のためにFWエムバイェ・ニアンを放出する可能性があるとフランス紙が報じている。

 今季のスタート直後はチームの得点のほとんどに絡むなど、ビンチェンツォ・モンテッラ監督率いるミランを牽引する活躍を見せていたニアンだが、中盤から失速し、PKを立て続けに外すなど精彩を欠いたプレーが続いていた。

 ミランは12月に予定されていた中国資本への売却手続きが3月に延期となり、1月の移籍市場で、補強のために自由に使える資金がない。そのため、ニアンを売却することで、新たな資金をねん出することになるという。

 ニアンの売却の条件としては、1500万~2000万ユーロ(約18~25億円)が目安となっており、条件に見合うオファーが届いた場合に限り、ニアンはチームを去ることになるという。

 移籍先としては、ヨーロッパの複数のクラブが挙げられている。マルセイユ、ニース、バレンシア、ウエスト・ハム、ドルトムント、ボルフスブルクなどが既に問い合わせを行ったとされている。

 ニアンが主戦場とする左ウィングでは、日本代表のMF本田圭佑も先発出場を懸けて争ったことがある。本田の去就にも影響を与えかねないだけに、ライバルであるニアンの動向は注目されるところだ。


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