beacon

S・ラモスを庇うジダン「サッカーにオウンゴールはつきもの」

このエントリーをはてなブックマークに追加

試合を振り返りつつ、自チームの選手たちを誇ったジネディーヌ・ジダン監督

 リーガ・エスパニョーラ第18節が15日に行われ、レアル・マドリーは敵地でセビージャと対戦し、1-2で敗戦。昨年4月7日のチャンピオンズリーグ・ボルフスブルク戦から続いていた公式戦無敗記録が40でストップした。

 R・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は、敗戦理由を「気が緩んでいる時間が5分ほどあった。それは勝利を逃すのに十分な時間だった」と指摘した。英『フォーフォートゥー』が伝えている。

「試合結果がこうなるのは考えられないことだが、それもサッカーだ」と公式戦無敗記録が止まったことを受け入れた指揮官だが、「85分間はうまく試合を運べていた。試合途中に別のダイナミックさも加えた。だが、5分間だけ集中を切らしてしまったんだ」と悔やむ。

「結果は受け入れなければならない。こういうことが起こりうることはわかっていたが、この結果を次の試合へのモチベーションとして使いたい。無敗記録がどこかのタイミングで終わってしまうことは当然のことだとはわかっていたからね」

「いつも言っているように、シーズンは最後の最後までタフだ。オウンゴールをしてしまったことは不運だった。だが、こういうこともサッカーでは起こりうる。選手たちについては心から誇りに思っているよ」

 後半20分に獲得したPKをFWクリスティアーノ・ロナウドが決め、先制に成功したが逆転負け。後半40分にDFセルヒオ・ラモスのオウンゴールで追いつかれると、同アディショナルタイム2分には逆転弾を許してしまった。

 ジダン監督は「セビージャからは、リーガのタイトルを取りにいくという気迫を感じた。私たちはこれまでと同じことをやるだけだ。試合について分析し、どの点を改善すればいいのか検討していくつもりだよ」と相手を称えつつ、「試合については概ね満足しているが、二つのミスについては不満に思っている。何かを大きく変えるつもりはない。敗北を飲みこむのは難しいことだが、リラックスして次の試合に切り替えることも重要だ」と話した。

 また指揮官はオウンゴールしたキャプテンのS・ラモスに言及すると、「私たちのキャプテンについては誇りに思っている。彼は素晴らしい試合をしてくれた。サッカーにオウンゴールはつきものだよ」と庇った。

●リーガ・エスパニョーラ2016-17特集

TOP