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同点弾も前半の出来を悔やむイブラ「ベストなプレーができたとは思わない」

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同点ゴールを決めたズラタン・イブラヒモビッチ

[1.15 プレミアリーグ第21節 マンチェスター・U 1-1 リバプール]

 マンチェスター・ユナイテッドは15日、プレミアリーグ第21節でリバプールをホームに迎え、1-1で引き分けた。終了間際に同点ゴールを決めたFWズラタン・イブラヒモビッチは、「(チームは)ベストな状態ではなかった」と振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

 今後を占う上位対決。立ち上がりからボール支配率こそユナイテッドの方が高かったが、先制したのはリバプールだった。前半26分、MFポール・ポグバのハンドでPKを献上。これをミルナーに決められ、先制を許した。その後は相手の堅い守備、カウンターに苦しんだが、後半39分にイブラヒモビッチが同点ゴールを決め、1-1で引き分けに終わった。

 イブラヒモビッチは自身の得点について、「良いクロスだった。フェライニのヘディングがポストに当たって入るかと思った。セカンドチャンスを得られて良かった。(アントニオ)バレンシアが良いボールをくれて、残っていた自分はゴールを決めようとトライしたよ」と振り返った。

 終了間際の同点弾で勝ち点1を得たユナイテッドだが、これで公式戦の連勝は9でストップしてしまった。「勝ち点1の獲得に終わってしまった。ベストなプレーができたとは思わない。シンプルなミスが多かった。相手のプレッシャーの前に快適にやれなかった。それで間違ったプレーをしてしまったと思う。後半のようなプレーを前半もできていたら、違った展開になっていただろうね」と、前半の出来を悔やんだ。

「もちろん勝ちたい。毎試合に勝って上位との差を縮めたい。今回は1-1だったけれど、これからも勝ち続ける。16試合負けていないわけだから、良い状態にあるということだと思う」。プレミアリーグに加え、カップ戦2つを並行して戦うユナイテッド。全試合をベストな状況で戦うことは難しいかもしれないが、タイトル獲得のため、イブラヒモビッチが得点だけでなく、精神面でもチームを引っ張っていく。


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