beacon

ユナイテッドOB、トップ選手の中国移籍に疑問を呈す「私なら週給7000万でも…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

元イングランド代表MFポール・インス氏

 元イングランド代表MFでかつてマンチェスター・ユナイテッドリバプールで活躍したポール・インス氏は、トップクラブに所属する選手が中国に移籍することに対し疑問を呈した。

 インスはプレミアリーグの強豪のみならず、セリエAのインテルなどヨーロッパのトップクラブでプレー。最高峰のクラブに所属しているにも関わらず、高額サラリーをもらい中国へ渡ることは自身の現役時代では考えられず、世界最高峰のリーグでプレーする誇りは金銭と比べることはできないとイギリス「パディパワー」で語った。

 元イングランド代表MFは「私は世界のビッグクラブでプレーすることを希望したし、プレミアリーグやチャンピオンズリーグといった最も権威のあるコンペティションに出場したかった。もしトッププレーヤーだったら、プレミアリーグで成功を収めようと思わないかい?」

「中国から週給50万ポンド(約7000万円)の大金を積まれても、オールドトラフォードやアンフィールドを離れようとは思わない。キャリアが終わりに向かっている31歳や32歳なら理解はできるが、フットボールプレーヤーなら最高の選手たちとプレーし、トロフィーを多く勝ち取る努力が必要だ」と金銭目的で中国へ行くことに疑問を呈した。

 ブラジル代表MFオスカルはピークに差し掛かろうとしている25歳という若さで中国へ移籍。チェルシーに所属する28歳のスペイン代表FWジエゴ・コスタも中国と大型契約を結ぶのではないかと憶測が飛んでいる。

 しかし先日発表された中国リーグの外国人枠削減の新ルールは、ヨーロッパや南米からアジアへのタレント流出を止めることができるかもしれない。

●プレミアリーグ2016-17特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP