シャペコエンセが8月に日本で開催されるスルガ銀行チャンピオンシップへの出場辞退を希望していることが分かった。『グローボ』が報じている。

　スルガ銀行杯はルヴァン杯(旧ナビスコ杯)の王者と、コパ・スダメリカーナの王者が毎年夏に日本で対戦する大会で、今年で10回目の開催を予定している。

　だが昨年は、コパ・スダメリカーナの決勝に向かっていたシャペコエンセの選手たちを乗せた飛行機が墜落。事故後には対戦相手のコロンビアのアトレティコ・ナシオナルが優勝を譲る決定を下していた。

　これによりシャペコエンセのスルガ銀行杯への出場、浦和レッズとの対戦が発表になっていたが、『グローボ』によると、国内の通常日程の他、バルセロナが開催するカップ戦に招待されるなど、日程調整が困難になっているのだという。

　シャペコエンセはアトレティコ・ナシオナルの代替出場を推薦しており、南米サッカー連盟(CONMEBOL)の判断をあおぐ状況にあるとしている。