オランダ・サッカー協会は1日、ドイツ1部リーグのバイエルンMFマルク・ファンボメル(29)が、EURO予選のブルガリア戦(7日)とアルバニア戦(11日)のオランダ代表招集を拒否したと発表した。同選手は現体制ではオランダ代表でプレーする意思がないことを伝えている。

　また、スペイン1部リーグのRマドリーFWルート・ファンニステルローイ(30)も代表とクラブの両立は無理として、代表招集を断っている。

　両選手は06年ドイツW杯後、何度か、現オランダ代表マルコ・ファンバステン監督との確執を報じられていた。近年、影を潜めていたが、オランダのお家芸ともいえる内紛の気配が再び漂ってきた。

(文　宝田雅樹)