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ヘルタ指揮官、原口先発復帰の理由を説明…厚い信頼を寄せ「彼と朝食をとる」

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先発復帰した原口元気が今季初ゴールを記録

 ヘルタ・ベルリンパル・ダルダイ監督は、負傷明けの日本代表FW原口元気を先発復帰させた理由を明かしている。

 ヘルタは4日、ブンデスリーガ第19節でインゴルシュタットと対戦。ここ数試合ベンチスタートが増え、数日前に負傷していた原口は先発フル出場を飾り、決勝点をマークした。ダルダイ監督は原口を先発復帰させた理由を記者会見で以下のように語っている。

「我々は最近ウィングのメニューを少し変えており、彼らに本番の勢いでトレーニングに取り組ませているんだ。そのなかで彼は本当に調子が良かったんだ。その後、ちょっとした打撲を受けてしまったんだけどね」

「でも私は、彼は軽い負傷を負ったことを喜んだね。ゲンキは少しばかりか意気込みすぎるタイプのプレーヤーだ。サッカーをプレーしたことがあれば分かると思うが、軽傷を抱えているときはより落ち着き、より集中できるものなんだ。だから、彼が良いプレーをできると思っていたね」

 さらに試合での活躍については「そしてゲンキは集中し、落ち着いたプレーを見せた。今日の彼からは過剰なモチベーションは見られなかっただろう」と振り返っている。

 また、指揮官は原口の能力を改めて称賛しつつ、信頼が厚いことを強調した。

「来週彼と朝食をとることになっている。もっと我々からの信頼を感じてほしいからね。彼のスピードは我々にとってとても貴重。もっとゴールを脅かし、アシストもできるようになれればと思うが、我々は彼を高く評価している。必要なフィジカル、テクニカルの能力も持っている」

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