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「無能」「汚い手段」…レアル、セルタ戦の延期に不満

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 レアル・マドリーは、5日のリーガ・エスパニョーラ第21節セルタ戦の延期に不満を感じている様子だ。スペイン『マルカ』が報じている。

 セルタ対レアルは、暴風雨によって同スタジアムの本拠地バライドスの屋根が一部破損したことで延期となった。クラブW杯出場の影響でリーガ前半戦のバレンシア戦も未消化のレアルにとって、延期試合が増えたことは不都合なことこの上なかったようだ。

 チームは試合予定日だった5日にバルデベバス練習場で練習を行ったが、『マルカ』によれば選手たちは「天候が悪くても問題じゃなかった」と漏らしていた模様。またクラブ幹部は、バライドスが使用できないとしてなぜ代替案が出なかったのかを疑問に感じており、「無能」や「汚い手段」との言葉を口にしているという。

 バライドスはビーゴ市が所有しており、試合開催が不可能と判断したのは同市のアベル・カバジェロ市長である。レアルはセルタ、スペインプロリーグ機構、スペインサッカー連盟が同市長の決定の影に隠れる形で、謀略を行ったことを疑っているようだ。

 レアルはスケジュールが詰まっている状況で延期試合の開催がじつに困難であること、またリーガ第23節でバルセロナに暫定ながら順位を抜かれる可能性があることを、何よりも不服としている様子だ。


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