ブンデスリーガ2部のシュツットガルトに在籍する細貝萌は、監督交代やケガの影響などもあり、思うような出場機会を得られていない。しかしハネス・ボルフ監督は細貝らの振る舞いを称賛している。地元紙『StZ』が報じた。

　今シーズンからシュツットガルトに加入した細貝萌は、シーズン序盤は主力としてプレー。ボルフ監督就任直後も先発出場を続けたが、つま先のケガで離脱後は復帰以降も出場機会は限られたものとなっている。そんな中、ボルフ監督は細貝ら出場機会の少ない選手たちの不満を漏らさない態度を褒め称えた。

「彼らにとって今の状況がつらいものであることは理解している。だけど、良いチームというのは競争があって機能するのもまた事実。彼らのリアクションには大きなリスペクトの気持ちを抱く。彼らの振る舞いは、クラブの全体の状況に対して大きな責任感を持っていることを示している」

　細貝はドイツで長くプレーを続けるベテラン。今後、シュツットガルトが昇格争いや優勝争いをしていく中で、必ずやその経験が必要とされ、模範的な振る舞いが報われる機会があるだろう。

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