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アヤックスのサポーターがワルシャワで乱闘騒ぎ…欧州の舞台ではもはや毎年恒例に

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 現地時間16日の夜に各地で一斉に開催されたヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦。フロランタンとポールのポグバ対決に注目が集まる中で、ワルシャワで行われたアヤックスレギア・ワルシャワの戦いはピッチ外まで火花が飛び火する激しい戦いとなったようだ。アウェー、ワルシャワの地に乗り込んだアヤックスサポーターは、バーでレギア・ワルシャワのサポーターと乱闘騒ぎを起こしバーに火炎瓶を投げ入れる愚行に及んでしまった。

 なんでも、レギア・ワルシャワはハーフナー・マイクが所属するオランダのADOデン・ハーグとウルトラス(熱狂的なサポーター)間で親密な交流にあるそうだ。アヤックスとADOデン・ハーグのウルトラスはオランダでも有数の対立関係にあるサポーター集団同士で、その三角関係もあってか、今回の事件が起きたようだ。

 フーリガンと化したアヤックスサポーターの攻撃を受けたバーでは火災も起こったようで、アヤックス側に対してなんらかの処分が下ることは間違いなさそうだ。

 欧州ではここ最近一時は下火状態にあったサポーター同士の衝突が再び見られており、昨年11月のチャンピオンズリーグでは、アウェーのイスタンブールに乗り込んだナポリサポーターと、対戦相手のベジクタシュサポーターの間で乱闘騒ぎが起こっている。

 サポーターも選手と同じく、熱くなるのはスタジアムの中だけにしていただきたいものだ。


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