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本田と長友、今夏同時にキャリアの転換期か

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今夏、同時にキャリアの転換期を迎えるかもしれないMF本田圭佑(左)とDF長友佑都

 ミランに所属するMF本田圭佑インテルのDF長友佑都。イタリアのビッグクラブに籍を置く日本代表の両選手だが、同時にキャリアの転換期を迎えることになるかもしれない。欧州メディアは2人が今夏の移籍でチームを離れることになるだろうと予想している。

 両選手は今季、不遇を味わっている。昨季はリーグ戦30試合に出場していた本田だが、ビンチェンツォ・モンテッラ監督になった今季は出場機会が激減。長友も今季はリーグ戦8試合の出場にとどまり、ベンチを温め続ける日々で、当然、W杯予選を戦う日本代表への影響も心配されている。ビッグクラブに在籍し、プレーし続けることのメリットは何物にも代えがたいものだ。ただ30歳を超えた両選手は、今後のキャリアについても現実的に考えていく必要がある。

 先日のアメリカMLSへの移籍話はアドリアーノ・ガッリアーニCEOが否定する形で収束したが、今夏でミランとの契約が切れる本田の周囲は相変わらず騒がしい。今回は英『HITC』によってプレミアリーグのトッテナムへの移籍の可能性が伝えられている。同チームはMFデレ・アリやMFクリスティアン・エリクセンが活躍しているが、さらに司令塔候補を増やしたい考えのようだ。

 また長友も今夏、決断を迫られることになるかもしれない。昨年4月に2019年までの契約延長にサインした長友だが、イタリアメディアによると、今夏の放出候補に挙げられているという。『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、インテルが今夏、中国マネーを元手に総額1億5000万ユーロの大型補強を目論んでいるとのことで、長友ら余剰戦力の放出の可能性は十分にありそうだ。 


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